大阪品質管理協会
   
第40回KAIZEN事例発表大会
   
とき 平成31年1月24日
ところ 建設交流館 グリーンホール
発表者 7サークル

今回で40回を迎えるKAIZEN大会が、平成31年1月24日(木)に行われました。

会場は大阪府西区の建設交流会館で、7社の発表企業に参加して頂き、盛大かつ活況な発表大会となりました。

当協会より吉村副会長挨拶の後、ご後援をいただきました大阪府商工労働部中小企業支援室ものづくり支援課課長補佐の磯誠様からご挨拶を頂きました。

審査につきましては、審査委員長に当協会講師の松原徹様、審査委員に大阪府を代表して北出芳久様、当協会相談役の津田康平様、QCサークル近畿支部 大阪・近畿南地区の北野邦弘様にご担当頂きました。発表は午前4チーム、午後3チームで、持ち時間は18分間と限られた時間の中ではありましたが、日頃のKAIZEN活動の成果を存分に発表頂きました。

それぞれのチーム発表は大変素晴らしく、優劣つけ難い大接戦となりました。その中で見事栄えある知事賞を受賞されたのは、㈱柳澤製作所「カウントツースリー」チームでした。活動テーマは、「炊飯バーナー 炎口ズレ不良撲滅」でした。テーマ選定から現状把握まで、工程説明を入れるなど図解にてわかりやすく説明され、系統図を用いて解析を行い検証を繰り返し、対策立案を行うが効果が出ないと再調査を行い三現主義でビデオ撮影で調査を行うなど、非常に熱心に取り組まれました。各企業様のお手本となるものでした。

会長賞は2チームあり、まず1社目は、理光フロートテクノロジー㈱「フォーフレンズ」チーム。活動テーマは「和興製品の段取り時間短縮」で、留学生の方と一緒に発表される形でコミュニケーションをとりながらKAIZEN活動されている事がよくわかり各企業の方も参考になったと思います。対策においては秤メーカーの方に来社してもらい、勉強を行い、また、誰でもわかりやすく秤に表示を行うなど非常に興味深い取り組みだと考えます。今後の発表チームにとても参考になる内容にまとめられたと思います。

次に会長賞2社目は、㈱共和「QAinfinity4」チーム。活動テーマは「QAにおける聴覚障がい者の業務拡大」で、聴覚障がい者である発表者が堂々と発表される姿に感動を覚えました。発表内容は課題達成型で取り組みをされテーマ選定から対策の立案、対策の効果の確認と、ストーリーが分かりやすく「成功シナリオの選定シート」で期待効果の高いものを選定し取り組まれ、最後に水平展開や、波及効果の検証もされ、大変素晴らしい内容でありました。

その他の各社の受賞は別表に記載のとおりです。皆様には大変素晴らしい発表を頂いたことを感謝申し上げます。次回も是非この発表大会に参加して頂けることを期待しております。

審査の講評については、審査委員長の松原徹様より頂きました。各サークルの良い点、改善の余地がある点や小集団活動の進め方について、大変わかりやすく解説して頂きました。今回の評価は大変難しく各チームが甲乙付け難い発表内容であったために、各賞を決めるのは大変苦労されたと聞いております。

特別講演は、㈱マコトインベストメンツ サニャ・トリプコヴィッチ様に「本社と現場をつなぐ、改善の進め方」というテーマでお話を頂きました。日本企業での改善の実践に携われ、大変参考になりそして、流暢な日本語で楽しくご講演を頂きました。詳しくは前掲されておりますので、ご高覧下さい。

最後ではございますが、大会進行におきましては不行き届きな点も多々あったかと思いますが、参加頂いた各チームの皆様とご参加の皆様のお蔭をもちまして、素晴らしい発表大会が開催できましたことを心より感謝申し上げます。

今後とも、本大会の発展に皆様のご協力の程を宜しくお願い申し上げます。

 (担当:金森運営委員)

No. 発表企業名 サークル名 テーマ 受賞各賞
1 理光フロートテクノロジー(株) フォーフレンズ 和興製品の段取り時間短縮 会長賞
2 (株)トーケン YYY(トリプルワイ) 集金予定表作成にかかる時間の短縮 優良賞
3 (株)柳澤製作所 カウントツースリー 炊飯バーナー 炎口ズレ不良撲滅! 大阪府知事賞
4 (株)ネツレン・ヒラカタ Mサークル K社アイドラー作業性改善 優良賞
5 サムテック(株) スコープ 羽曳野第六工場 出荷検査可動率の向上 優良賞
6 (株)共和 QAinfinity4 QAにおける聴覚障がい者の業務拡大 会長賞
7 鳥取ロブスターツール(株) KENMAサークル お客様満足度向上への挑戦『モンキレンチのナット引抜き性改善』 優良賞